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環境省は、平成30年6月に閣議決定された、第四次循環型社会形成推進基本計画の進捗状況の第1回点検結果報告を公表しました。

 


 

第四次循環型社会形成推進基本計画の進捗状況の第1回点検結果について

 このたび、中央環境審議会会長から環境大臣に対して、第四次循環型社会形成推進基本計画(平成30年6月閣議決定。以下「循環基本計画」という。)の進捗状況の第1回点検結果が報告されましたので、お知らせいたします。

1.第四次循環型社会形成推進基本計画の進捗状況の点検について

第四次循環基本計画においては、中央環境審議会は、2年に1回程度、同計画の着実な実行を確保するため、同計画に基づく施策の進捗状況の評価・点検を適切に行うとされています。今回は第四次循環基本計画の第1回の評価・点検となります。

2.点検の進め方

第1回点検では、中央環境審議会(循環型社会部会)において令和元年5月から審議を行い、点検結果が取りまとめられました。

3.点検結果の概要

循環基本計画に定められている我が国における物質フロー(ものの流れ)に係る指標のうち、最終処分量については、2000年度から2017年度までに約76%を削減し、目標値の達成に向けて順調に推移しております。一方、資源生産性については、2014年度以降増加傾向にありましたが、2017年度は前年度からのGDPの伸び以上に天然資源等投入量が増加したことにより、前年度から減少しており、目標値の達成に向けては厳しい状況にあります。同様に、入口側及び出口側の循環利用率については、2013年度までは増加傾向が見られましたが、2014年度以降に減少傾向となっており、しっかりと要因分析を行い目標達成に向けた有効な取組に繋げていく必要があります。

また、廃棄物処理分野における新型コロナウィルス感染症への対応を含め施策の推進に当たるとともに、次回の評価・点検に向けた施策の展開を進め、さらにはその後に予定されている次なる循環型社会形成推進基本計画の改定に向け、取組を進めていくことが強く要請されており、環境省としては今回の点検結果を踏まえ、循環型社会の形成に向けて、更なる対策を進めてまいります。

4.添付資料

・第四次循環型社会形成推進基本計画の進捗状況の第1回点検結果について

※循環型社会部会におけるこれまでの審議については、環境省ホームページ( https://www.env.go.jp/council/03recycle/yoshi03.html)から御参照下さい。

添付資料

連絡先

環境省環境再生・資源循環局総務課循環型社会推進室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8336

 

 

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環境省_第四次循環型社会形成推進基本計画の進捗状況の第1回点検結果について
https://www.env.go.jp/press/108666.html

 

愛玩動物看護師カリキュラム等検討会(第4回)の開催について

環境省及び農林水産省では、愛玩動物看護師法(令和元年法律第50号)に規定する愛玩動物看護師の養成に必要な科目等、同法の施行に必要な事項について具体的な検討を行うため、「愛玩動物看護師カリキュラム等検討会(第4回)」を令和2年12月14日(月)に開催します。本検討会は、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、「3つの密」が発生しない等、基本的な感染防止策を講じた上で、公開で行われます。傍聴を希望される方は以下に従ってお申し込みください。また、会議の様子についてはライブ配信により公開する予定です。

1.日時

令和2年12月14日(月)15:00~17:00

2.場所

AP日本橋 会議室F
(東京都中央区日本橋3丁目6−2 日本橋フロント6F)

3.議題(予定)

(1)受験資格の特例について
(2)現任者の範囲について
(3)実務経験の換算・証明方法等について
(4)その他

4.愛玩動物看護師カリキュラム等検討会

愛玩動物看護師法は、愛玩動物看護師の資格を定めるとともに、その業務が適正に運用されるように規律し、もって愛玩動物に関する獣医療の普及及び向上並びに愛玩動物の適正な飼養に寄与することを目的として令和元年6月に公布されました。同法の施行に向けた準備として、愛玩動物看護師の養成に必要な科目、受験資格の特例措置、国家試験及び予備試験の内容等、同法の施行に必要な事項について具体的な検討を行うため「愛玩動物看護師カリキュラム等検討会(第4回)」を開催します。なお、この検討会は環境省及び農林水産省が共同で設置・運営するものです。

愛玩動物看護師法に関する資料等は下記URLよりHPを御覧ください。
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/kangoshi/index.html

5.ライブ配信による傍聴

(1)会議の様子についてはYouTubeチャンネルでライブ配信を行いますので、傍聴希望の方は以下のURLから御覧いただきますよう、よろしくお願いします。
【環境省 YouTubeチャンネル】


(2)会議資料については、会議当日の開催時間までに下記の環境省ウェブサイトに掲載いたします。
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/kangoshi.htm

6.会場での傍聴

会場での傍聴を希望される方は、12月10日(木)12時までに以下の申込先まで電子メール又はFAXにて、お申し込みください。

 

■傍聴申込先
株式会社オーエムシー 担当:朱雀(すじゃく)
電子メール: / FAX:03-5362-0121

(傍聴に関するお問合せ)
電話:03-5362-0117

■記載事項

・「愛玩動物看護師カリキュラム等検討会(第4回)の傍聴希望」と明記(電子メールの場合は件名欄に記載)
・氏名(ふりがな)
・連絡先の住所、電話番号、電子メールアドレス(携帯電話のメールアドレスは不可)又はFAX番号、勤務先又は所属団体(報道関係者の場合は、その旨を記載)

■新型コロナウイルスの感染拡大防止のための基本的な感染症防止策

・収容人数に対する参加人数の割合を半分程度以内に制限。
・「3つの密」が発生しない席配置、人と人との距離を確保、手指の消毒設備の設置。
・参加者(傍聴者、報道関係者含め)は、原則、マスクを着用。

■留意事項

・複数名の申込みの場合も、お1人ずつお申込みください。
・傍聴希望者が多数の場合は抽選とさせていただきます。
・傍聴の可否につきましては、電子メール又はFAXにより連絡いたしますので、傍聴ができる旨の電子メール又はFAXを受け取った方は、当日、当該電子メールを印刷したもの又はFAX、及び身分を証明するものを御持参いただき、受付にて御提示ください。
・申込者の代理の傍聴は認めません。
・確実に出席できる方のみお申込みください。
・検討会の開始時間までに会場へ御入室ください。

■傍聴にあたっての注意事項

・会場内への入室は、検討会開始15分前から御案内します。
・会場内では私語を控え、指定された席で静かに傍聴してください。発言などについては認められておりません。また、会場周辺での大きな声での会話も、迷惑となりますのでお控えください。傍聴にあたり、マスクの着用をお願いします。
・携帯電話などの電源はお切りいただきますようお願いいたします。
・会場内において、写真撮影は冒頭のみ可能です。御希望される場合は、申込みの際にその旨を記載してください。なお、ビデオ撮影及び録音をすることはできません。
・その他、事務局の指示に従うようお願いします。

■報道関係者の方へ

・報道関係者の方は申込みの際に「報道関係者」と記載してください。カメラ撮影を希望の場合は、その旨を記載してください。
・カメラ撮りについては、検討会の冒頭のみでお願いいたします。
・カメラ撮りに際しては、自社腕章を携帯していただくようお願いいたします。

連絡先
環境省自然環境局総務課動物愛護管理室
代表 03-3581-3351
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環境省_愛玩動物看護師カリキュラム等検討会(第4回)の開催について
https://www.env.go.jp/press/108715.html

環境省は、令和2年12月19日(土)~令和3年1月17日(日) 「エコライフ・フェア2020 Online」を開催します。

多彩なゲストによるオンラインイベント、オンラインワークショップ、そして100を超えるバーチャルブースが展開されます。

環境活動にご関心のある方は、ぜひ開催期間中ご参加ください。

 


 

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「エコライフ・フェア2020 Online」開催~12月19日(土)オンラインイベントを実施します~

 環境省は「エコライフ・フェア2020 Online」を令和2年12月19日(土)~令和3年1月17日(日)にオンライン上で開催します。
 12月19日(土)には"「気づき」から「行動」へ~地球の未来のために~"をテーマとした、環境にまつわる様々なイベント・ワークショップを実施します。

1.開催目的及び概要

 エコライフ・フェアは"「気づき」から「行動」へ~地球の未来のために~"をテーマとして、幅広い年齢層の方に環境問題について楽しみながら学び、環境問題への理解を深めることを通して、暮らしの中の行動に移していただくことを目指します。

日時:令和2年12月19日(土)~令和3年1月17日(日)

  ・イベント及びワークショップ開催(12時40分~16時30分予定)

  ・企業・自治体・団体様による環境活動に関するバーチャルブース設置

会場:エコライフ・フェア2020 Online公式ウェブサイト上

   公式ウェブサイト(http://ecolifefair.env.go.jp/

(参加無料・事前予約不要)

※イベント及びワークショップ等の詳細につきましては、上記公式ウェブサイト及び「エコライフ・フェア2020 Online」チラシを御確認ください。

2.イベント内容

 生活の中にある環境問題をテーマに、様々なゲストによるトークイベント等を行います。

・環境大臣トークイベント「ライフスタイルのリデザイン」
 小泉環境大臣と(株)アダストリア 福田泰己取締役、そして環境省のアンバサダーであるLiLiCo氏、環境省サステナビリティ広報大使であるマシンガンズの滝沢秀一氏を招いて、人々の生活の中での身近な環境問題にスポットを当て、今の現状、そしてこれからの未来に向けて語ります。

「生物多様性ってなんだっけ?」桝アナウンサー×五箇先生の多様性トーク
 日本テレビの桝太一アナウンサーと国立環境研究所の五箇公一氏に「生物多様性」について解説いただくとともに、これからの社会にとっての多様性の重要性についてお話をいただきます。

・「料理研究家リュウジの食ロスゼロレシピ」
 料理研究家リュウジ氏のバズレシピとコラボ!家庭で発生する食品ロスを削減するため、冷蔵庫内で余ってしまい、手つかずのまま廃棄されがちな食材を使った、食品ロスのないオリジナルレシピ講座です。皆様の冷蔵庫にも必ず入っている食材を使って簡単に作ることのできる美味しいレシピなので、是非お食事の一品に加えてみてください。

・「絶景プロデューサー」詩歩の国立公園絶景プロデュース
 「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサーの詩歩氏が吉野熊野国立公園の天神崎の美しい風景を撮影し、国立公園の絶景をプロデュースします。国立公園の魅力を紹介しながら、絶景写真の撮り方のコツなどを紹介していきます。

・復興支援イベント「私たちにできること」
 元なでしこジャパンの丸山桂里奈氏をゲストに、福島県のふたば未来学園の生徒と共に被災地復興・創生を語るトークイベントです。

・賢い選択!COOL CHOICEクイズ!
 脱炭素社会づくりに貢献する「賢い選択」を促す「COOL CHOICE」に関するクイズを行います。

3.ワークショップ内容

 動画を見ながら楽しく環境対策について学んでいただける内容をそろえました。

・「ヒロシのソロキャンプ&ワーケーションin国立公園」
ソロキャンプで著名なヒロシ氏が、日光国立公園を舞台にソロキャンプを体験し、ワーケーションを紹介します。「ソロキャンプ篇」では、日光湯元キャンプでのソロキャンプを通じて、国立公園の魅力や「国立公園満喫プロジェクト」を紹介します。また、「ワーケーション篇」では、ワークとバケーションを合わせた造語であるワーケーションの魅力を紹介。

・「ワクワクさんの3R工作教室in環境省
 お子様にも大人気のワクワクさんによる工作教室!御家庭に眠る捨てられがちな材料を活用したエコ工作を通じて、3R(リデュース・リユース・リサイクル)について御紹介します。今回の工作の材料は「トイレットペーパーの芯」。皆様も材料を用意して一緒に工作してみましょう!楽しく工作をすることで3Rの貢献につながります。

・「谷本先生の筋肉エコ元気体操でナッジ講座 with 西川貴教」
「ナッジ」という言葉を御存じですか?きっと御存じないと思います。ナッジアンバサダーの谷本道哉氏とアーティストの西川貴教氏を招き「筋肉エコ元気体操」を実践します!実はナッジの要素がこめられたこの体操を通じて、より良い選択や行動をそっと後押しする「ナッジ」を学ぶことができます。

BUZZ MAFF×環境省 海洋プラスチックごみ問題を解説してみた
 官僚系YouTuberで有名な農林水産省BUZZ MAFFのタガヤセキュウシュウと環境省がコラボし、海洋プラスチックごみ問題について解説します。

※各イベント・ワークショップ動画は、12月20日(日)からエコライフ・フェア2020 Online公式ウェブサイト上でアーカイブ配信します。

4.バーチャルブース

 100団体にも及ぶ環境省・企業・自治体・NPO・NGO・学生等の環境活動にまつわるブースです。地球環境・省資源・自然環境・環境教育などの分野についての様々な活動を知ることができます。フェア期間中いつでも閲覧可能ですので是非御覧ください。

添付資料

連絡先

環境省大臣官房総務課広報室

  • 代表0335813351
  • 直通0355218213

 

環境省_「エコライフ・フェア2020 Online」開催~12月19日(土)オンラインイベントを実施します~
https://www.env.go.jp/press/108725.html

 

ESD活動支援センターは、2020年12月19日(土)ESDを推進するステークホルダーが集い、最新の動向、ネットワークの状況を共有するフォーラムを実施します。

フォーラムでは、全国各地の実践事例を学ぶ分科会が設けられ、九州地域からは熊本県球磨郡の「田舎の体験施設さんがうら」から地域のレジリエンスとESDについて話題提供をいただきます。

コメンテーターとして、鹿児島県姶良市の地域ESD拠点「NPO法人くすの木自然館」からご参加いただく予定です。

ESDに関わる学校・団体・企業など、全国各地から多くの方々のご参加をお待ちしています。

 


 

esd forum 20201219

 

【参加者募集】

ESD推進ネットワーク全国フォーラム2020

SDGs実現に向けた人づくり

~ESD推進ネットワークがつなぐ多様な主体の連携協力~

ESD推進ネットワーク全国フォーラムは、ESD推進ネットワークの主たるステークホルダーが集いESDに関する最新の国際動向、国内動向、ネットワーク形成の状況を共有するとともに、全国各地の実践事例を学ぶ機会として開催しています。
「 ESD=SDGs実現に向けた人づくり」に関わる学校・団体・企業など、全国各地から多くの方々のご参加をお待ちしています

 

■日 時 2020年12月19日(土)9:30~17:30

■会 場 オンライン開催(お申し込みいただいた方にZoomのURLをお知らせします)

■参加費 無料

■詳しくは下のホームページをご覧ください。

https://esdcenter.jp/hottopics/zenkoku-forum/

■申込専用フォームにご記入ください

https://forms.gle/c4YfFYZRW27D19ZN8

■ポスターセッション出展者も募集中

オンラインの「バーチャル・ポスターセッション」を開催いたします。
詳しくは募集記事をご覧ください。
https://esdcenter.jp/study/poster-session2020/

 

■プログラム概要

9:30 開会

 

9:50 基調講演

1.持続可能な社会の作り手の育成に向けて
  石田 善顕さん(文部科学省国際統括官付 国際戦略企画官)

 

2.SDGs実現社会に期待される人材育成の取組
  三木 清香さん(環境省大臣官房総合政策課環境教育推進室 室長)

 

3.SDGsが創る世界と創り手を育むESD~持続可能性が試される時代を迎えて
  及川 幸彦さん
  (東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育研究センター 主幹研究員)

 

4.ESDを通した授業づくりと地域連携
  關口(せきぐち) 寿也さん(多摩市立南鶴牧小学校 校長)

 

5.ESD for 2030のさらなる推進に向けた市民社会からの期待
  鈴木 克徳さん(特定非営利活動法人持続可能な開発のための教育推進会議 理事)

 

12:30 休憩 <ポスターセッション>

 

13:30 分科会

・分科会(1) 13:30~14:50
(1)-1 次世代を対象としたSDGs人材育成活動の探究と実践
(2)-2 SDGsの取組を社会実装するためのESD

 

・分科会(2)15:00~16:20
(2)-1 学校と地域が連携してSDGsの人材育成を進める
(2)-2 地域のレジリエンスとESD

 

16:30 全体ふりかえり

 

17:20 閉会挨拶

 

■主 催 ESD活動支援センター、文部科学省、環境省

■協 力 地域ESD活動推進拠点、地方ESD活動支援センター

 

 

 

●●● サテライト企画 ●●● 

ESD推進ネットワークユースフォーラム2020 

 

SDGs達成に向けて活動する様々なユースネットワーク団体が、情報・意見交換を行うとともに、ESD活動推進ネットワークとの連携促進を図ります。

■主 催 日本ESD学会 若手の会、日本環境教育学会

■日 時 2020年12月13日(日) 15:00~17:00

■会 場 オンライン開催(Zoom)

■申 込 下のフォームからお申し込みください

https://forms.gle/aH1N5m5D77WfPraB6

■詳しくは下をご覧ください

https://esdcenter.jp/study/esd-youthforum2020/

 

 

国連環境計画(UNEP)は、「第4回海洋プラスチックごみ及びマイクロプラスチックに関する専門家会合」を開催し、取組の整理、対策オプションの有効性分析を議論、その成果が取りまとめられ公表されました。

 


 

第4回国連海洋プラスチックごみ及びマイクロプラスチックに関する専門家会合の結果について

 令和2年11 月9日~13 日に、国連環境計画(UNEP)は、第4回海洋プラスチックごみ及びマイクロプラスチックに関する専門家会合(AHEG4、議長:飯野暁 環境省水・大気環境局海洋プラスチック汚染対策室室長補佐)を開催しました。
 AHEG4では、既存の取組の整理や、対策オプションの有効性分析について議論され、その成果が報告書、議長総括として取りまとめられました。
 国連環境総会第5回(UNEA5)に向けて更に検討すべき対策オプションとしては、8つのオプション(a.国際的な共通ビジョン、b.国家行動計画とその実施、c.国内行動を促進するための地域的・国際的な協力、d.科学的基盤、e.マルチステークホルダーの関与、f.既存の仕組みの強化、g.新たな国際的な仕組み、h.仕組み間の調整の強化)が特定されました。加盟国とステークホルダーに対して、特定したオプションを真剣に検討し、UNEA5 に向けて協力的に取り組むことを呼びかけていく意向が示されました。
 今後、本会合を踏まえた報告書、議長総括は、UNEA5に報告され、海洋プラスチックごみ及びマイクロプラスチック対策に関する国際的な議論に活用されることになります。日本国環境省としても、今般の会合の成果も参考に、2050 年までに海洋プラスチックごみによる追加的汚染をゼロにすることを目指す大阪ブルー・オーシャン・ビジョンの実現に向け、国内外での海洋プラスチック汚染対策の取組を進めてまいります。

1.背景・目的

 海洋プラスチックごみ及びマイクロプラスチックに関する専門家会合 (AHEG)は、2017年に開催された第3回国連環境総会(UNEA3)において、マイクロプラスチックを含む海洋ごみ対策の現状把握や今後の対策オプションの検討を目的として、国連環境計画(UNEP)に設置された組織です。
 これまでUNEP は、2018 年に2回AHEG を開催し、その結果を2019 年に開催されたUNEA4に報告しました。UNEA4では、科学的知見や国際レベルの協調の強化、情報共有の機会の設定等の必要性について議論が行われ、今後の対策オプションの更なる検討の必要性を踏まえて、AHEG をUNEA5まで延長することが決定されました。今回の第4回会合(AHEG4)は、これまでのAHEG での議論を踏まえ、既存の取組の整理や、対策オプションの有効性分析の成果をまとめるために開催されました。
 当初2020 年5月に対面形式での開催が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染状況を踏まえ、11 月にオンライン形式で開催されました。

2.日時と場所

 令和2年11 月9日(月)~13 日(金)各19 時00 分~23 時30 分(日本時間)
 オンライン開催

3.参加国・機関

  • 各国・地域代表者(79 の国と地域)
  • UNEP 事務局
  • 国際機関・NGO

4.主な議題

 AHEG4では以下の事項について議論されました。

  • 議題3(マルチステークホルダー・プラットフォーム)
  • 議題4(a)(既存の取組の整理)
  • 議題4(b)(技術及び資金のリソースや支援メカニズムの特定)
  • 議題4(c)(パートナーシップの促進)
  • 議題4(d)(対策オプションの有効性分析)
  • 議題5(UNEA5に向けて更に検討すべき対策オプション)
  • 議題6(議長総括)

5.議論の概要

  • 現状認識
     法的障壁・財政的障壁・技術的障壁・情報障壁が十分に対処されておらず、短期・中期・長期的な行動を通じて克服するにあたり、対策の優先順位づけを急ぐ必要があることが示されました。

  • 既存の取組の整理
     220 件の活動が事務局に提出され、マイクロプラスチック対策があることや、モニタリング手法が調和されていないこと、対策が実施された地域としては沿岸地域や都市環境に重点が置かれていることが分かりました。報告された活動の資金源には、公的資金や民間資金、自主的な寄付が含まれていました。

  • 既存の/潜在的な対策オプションの有効性分析
     以下の1~8のように対策オプションを分類した上で、成熟度、実現可能性、時間枠、影響度の観点から、その有効性の分析が行われました(1. 現在の国際的枠組の強化、2. 国際的デザイン基準の開発、3. 新たな国際的枠組、4. 地域的枠組の強化、5. 地域的な海洋ごみ行動計画の策定と実施、6. 国家海洋ごみ行動計画、7. 規制及び市場ベースの手法を活用した固形廃棄物管理サービスの強化、8. マイクロプラスチック防止の国家戦略)。分析の結果、各対策オプションの効果は多様な状況に応じて変わり得ることや、各国の多様な状況に応じた柔軟性が必要であることが分かりました。また、対策オプションが相互に連関しており、各対策オプションの要素は、他の対策オプションの要素の一部分と考え得ることが示されました。

  • UNEA5に向けて更に検討すべき対策オプション
     以下のa~h のオプションが特定されました(a.国際的な共通ビジョン、b.国家行動計画とその実施、c.国内行動を促進するための地域的・国際的な協力、d.科学的基盤、e.マルチステークホルダーの関与、f.既存の仕組みの強化、g.新たな国際的な仕組み、h.仕組み間の調整の強化 )。そのうえで、AHEG として加盟国とステークホルダーに対して、海洋プラスチック汚染の重要性と緊急性を認識し、特定したオプションを真剣に検討し、UNEA5に向けて協力的に取り組むよう呼びかけていく意向が示されました。
a. 国際的な共通ビジョン

 プラスチックの海洋流出の廃絶に向けた、新たなビジョン・目標の設定及び/又は既存のものの共有。共有ビジョンの例として以下がある。SDG14.1、G20 大阪ブルー・オーシャン・ビジョン、海洋プラスチック憲章、UNEA 決議3/7(ごみやマイクロプラスチックの海洋流出の長期的な廃絶と海洋生態系への損害の回避)。

b. 国家行動計画と実施

 海洋プラスチックごみ対策の基礎となる基本的な枠組として、国家行動計画の策定。当該計画は、上流(持続可能な生産・消費を含む)から下流(環境に配慮した廃棄物管理を含む)までの、プラスチックのライフサイクルのすべての段階を可能な限り対象とする。特に、技術的・財政的なリソースや能力が限られる脆弱な国を念頭に、各国の多様な社会・経済・環境の状況を考慮する必要がある。国家行動計画には、以下の要素が含まれ得る。基本的な政策枠組、進捗状況を確認するための関連指標、透明性と報告を促進するメカニズム、実質的な対策(回避可能なプラスチックの使用の削減や循環経済アプローチを適用するための革新的な解決策・啓発活動等)。

c. 国内行動を促進するための地域的・国際的な協力

 特にリソースや能力が限られており、国家行動計画の策定・実施が困難な国に対する、効果的な国内対策を支援するための地域的・国際的な協力の強化。

①対策及び/又は国家行動計画の実施を支援するための資金的・技術的支援、能力開発及び技術移転
②ピアラーニングのためのベストプラクティス及び国際レベルでの進捗状況の共有

d. 科学的基盤

 共通のビジョンと目標の達成に向けた進捗の把握に必要な根拠及び科学に基づいた政策アプローチを促進するため、海ごみに関する科学的知識の更なる拡大、蓄積及び共有(特にモニタリング、発生源のインベントリ、影響評価)。

①プラスチックの発生源と経路を特定するためのモニタリング技術・システムの開発
②対策の効果に関するモニタリング及びデータ報告の標準化・調和化
③国際的な科学的諮問パネルの設置

e. マルチステークホルダーの関与

 海ごみに対処するための意思決定プロセス・取組の実施を支援するマルチステークホルダーの関与の促進。マルチステークホルダー及びマルチセクターの枠組・プラットフォームのモデル及び/又はパートナー候補の例として以下が挙げられる。

- UNEP が運営するマルチステークホルダー・プラットフォーム
- 化学物質の管理についての取組を支援できる「国際的な化学物質管理のための戦略的アプローチ
(SAICM)」
- バーゼル条約の下でのパートナーシップ
- ストックテイキング作業に基づくオンライン・プラットフォーム

f. 既存の仕組みの強化

 既存の仕組み、枠組、パートナーシップ、行動の強化。これには、海洋ごみに関するグローバル・パートナーシップ(GPML)、バーゼル・ロッテルダム・ストックホルム条約の下での進行中の作業、G20 海洋プラスチックごみ対策実施枠組、海洋プラスチック憲章等が含まれる。また、こうした取組の強化には、次のような連携的な取組を含む。

①幅広い官民分野を含む参加主体の拡大
②暫定的な定量的指標や定期的なレビューなど、より効果的なレビューの枠組
③各分野での課題に対処するための共同パイロットプロジェクト
④環境上適正な廃棄物管理の実施を含む、各国の能力の開発及び向上

g. 新たな国際的な仕組み

 国際的な対策の法的枠組の提供や特にリソース・能力が限られている国の国内対策の促進のための、新たな国際的協定、枠組又は他の形態のしくみの策定。これには、以下のような、法的拘束力のある要素及び/又は拘束力のない要素が含まれる可能性がある。

①世界及び国内での削減目標
②デザイン基準
③回避可能なプラスチック製品の段階的廃絶
④国家及び地域行動計画の促進
⑤科学パネルを通じた科学的知識の共有及び国際的な調和モニタリング手法の活用
⑥資金及び技術リソースの国際的な調整
 このオプションについては、政府間交渉プロセス(新たな国際的なしくみの構築及び調整を目的とした政府間交渉委員会の設置等)を必要とする可能性がある。

h. 仕組み間の調整の強化

 共通のビジョンに向けて取り組むにあたっての、強化された連携の追求と取組の重複の回避を目的とした、既存の仕組み間の調整の枠組と、既存の仕組みと将来の仕組み間の調整の枠組の強化。

 多くの参加者が、AHEG は(法的拘束力の有無を問わず)国際合意の交渉の開始を提案すべきとの見解を表明しました。一方で、他の参加者は、別の対策オプションに対する選好を示したほか、「AHEG のマンデートは、潜在的な対策オプションに係る技術的な情報をUNEA に提供することであり、UNEA で議論すべき具体的な政策及び/又は策定プロセスを提案することではない」と指摘しました。なお、上述の対策オプション以外にも言及された対策オプションがあったこと、上述の対策オプションは相互に連関していることに御留意ください。
 加えてUNEP 事務局長から、これまでに得られた成果をUNEA5の第2部が開催される2022 年に向けて維持・最新化されるよう、要請に応じて締約国間の非公式な準備協議の場を整える、協力の意向が示されました。

 議長総括の詳細については、別添資料又はAHEG のホームページ(https://environmentassembly.unenvironment.org/expert-group-on-marine-litter)を御確認ください。

6.今後の予定

 AHEG4の成果である報告書や議長総括は、UNEA5に報告される予定です。

添付資料

連絡先

環境省水・大気環境局水環境課海洋プラスチック汚染対策室
  • 代表03-3581-3351

 

 

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