EPO(環境パートナーシップオフィス)は、全国各ブロックに一ヶ所ずつ設置された施設で、
北海道から九州まで、8ヶ所 あります。
普段から情報交換をしていますが、しっかり会うのは年に2回、全国EPO連絡会の時だけ。
地域事情が異なる各地方EPOの活動について詳しく知る&学ぶ機会も必要!ということで、
今年度は、入って3年以内の職員を対象に、インターン制度を設けることとなりました。
今回EPO九州は受け入れ側。(はやしもどこか行きたかったのですが(泣))
じっくり熊本に腰を据えて。。。というよりは、九州各地のEPO九州のステークホルダーに会っていただき、
イベントに参加して、実地で研修しながら、EPO九州の業務を垣間見てもらおうという今回のプラン。
EPO東北から小山田さん、関東EPOから石本さんを迎え、1週間の九州行脚&休みなしの研修が
始まることとなりました。
初日のオリエンテーションを終えて、2日目には早速八代に移動です。
○2日目in八代「EPOのロジックモデルを作ろう!」
八代で参加したのは、平成24年度熊本県新しい公共支援事業「NPO等のマネージメント能力向上支援事業」の
地域研修プログラムです。この新しい公共支援事業に、EPO九州は広報等で協力しています。
今回私たちに課せられた使命は「EPOのロジックモデルをつくろう!」
ロジックモデルとは、NPOにとって最も大切なビジョン、ミッションを明確にし、それに基づいた長期目標、
中期目標を設定し、個々の事業を整理していくツリー型のモデルです。
ビジョン・ミッションと中期・長期目標、個々の事業との繋がりを精査して、飛躍している部分はないかと考えていくと、
目指すべきものに対して必要な活動・企画を整理することができます。
今回は名古屋の市民フォーラム21 の藤岡喜美子氏、後房雄氏を講師に迎え、8時間×2日間、地域のNPOの方々と
ともにみっちりと考えました。一旦できたものの、まだまだ改良中。また全国事業と言えど、地域によって事情は様々。
それを活かすことができるのもEPO事業の強みでもあります。今回各地のEPOスタッフが一緒に考えたことで、
各EPOの重点事項を共有できたことも、大きな成果の一つかと!この後最終日にまたまた考えました!
「アタマを抱える」って本当にあるんですね。的光景。 右から石本さんと小山田さん。 到着早々、休む間もなくこんな日々。
あぁでもない、こうでもないと話し合いは最終日まで
続きました。
○3日目夜~4日目午前inみなまた 「地域の若者の活動を知る!水俣の若手集団”あばぁこんね ”と意見交換 」
さて2日間、八代にてみっちりと頭をつかい、若干放心状態のまま、水俣に移動。
3日目の夜は、地域の若者の活動を知ろう!ということで、みなまたの若手集団「あばぁこんね」の
みなさんと食事をしつつ、活動内容についてお話を伺いました。
「あばぁこんね」=水俣弁で「じゃあ、おいでよ!」という意味。
20~30代の、水俣周辺地域で生活する若者が、業種を超えて自然発生的に集まったグループの名前です。
メンバーの職種は、アーティスト、鷹匠、農業をしていたりと、本当にさまざま。
水俣と言えば? ミナマタ=モノクロ。という印象の方もいるかもしれません。
実際に行ってみると、山と海に囲まれ、行く場所ごとに、時間ごとにまったく違う顔を見せてくれる、とっても豊かなところ。
おいしいものもとてもたくさん!(以前にもご紹介しました⇒みなまた環境女子大学に参加しました!その2 )
その水俣で、それぞれが持つ個性をつなぎあわせて、水俣の元気や面白さを伝えたい。
そんな思いで取組んでいるマルシェの開催や、水俣の現在の美しい海を伝えるクリアファイル、塩づくりの活動に
ついてお話していただきました。
楽しそうにゆるやかにそれぞれの個性を活かしながら活動している「あばぁこんね」のみなさん。
自分たちの住む水俣をどうしていきたいのか、それぞれのビジョンを尊重しながら重なりあって、
現在の活動とメンバーの広がりに繋がっているように感じます。
とにかく水俣が好きで、その水俣で、自分たちでなんかおもしろいことやっちゃおう! という心意気。
とても元気をいただきました!
石本さん、小山田さんも含め、その場にいたのは20ー30代。
それぞれの地域の未来に思いをかさね、距離が縮まったような気がするみなまたの夜。
ここでも不思議な出会いがありましたが、こちらはおまけでご紹介。
左から、あばぁこんねの高倉さん、村田さん 、一番右が井上さん
4日目午前中は、水俣病資料館を訪れ、水俣病認定患者の緒方正実さんにお話を伺い、館内を見学。
水俣病に向き合うことで経験された言葉に尽くせない出来事や思い。そしてその中で見出された希望や幸せ。
水俣病、命、様々なことに思いを巡らせ、考えさせられる時間。
聞いてみないと感じることができない様々な思い。
水俣を訪れた時は、ぜひ当事者の方のお話を聞いていただきたいです。
日本全国、また世界中から人を惹きつけるみなまた。私も惹きつけられた、その一人。
環境・自然・食べもの・温泉etc...、そして人。
どの切り口から入っても、何度も訪れたくなるふしぎな場所。
11月はもう一度訪れることになりますが、これについてはまた後日!
そしてここからはまた熊本市内に戻ります!
⇒その2に続く!!
【おまけ】
あばぁこんねのみなさんとのお食事が終わって、水俣の町を歩いていると、ばったり出会ったのが、お侍さん姿の男性。
現代に似つかわしくない格好のAさんは、全国を歩いて旅されている途中、水俣に長期滞在されているそう。
そのAさんから、EPO東北・小山田さんが託されたのは一枚の写真。仙台市役所のお知り合いの方に届けてほしいとのこと。
このお返事はかえってくるのでしょうか?これまた後日談があるのです^^お楽しみに~♪ GEOC石本さんもブログに書いています!ぜひ読んでみてください♪
八代編 水俣編
【リンク先】
あばぁこんね http://avaconne.net/
水俣市立水俣病資料館 http://www.minamata195651.jp/
水俣病情報センタ ーwww.nimd.go.jp/archives/index.html
エコパーク水俣 http://minamata-kouen.com/
熊本県環境センター http://www.kumamoto-eco.jp/center
みなまた旅人応援サイト でかくっか水俣 http://go-minamata.jp/

