環境省は、中小事業者の環境経営強化を目的に、現行のエコアクション21を拡充した「エコアクション21アドバンスト」を新設します。この制度は、温室効果ガス管理や国際的な情報開示、バリューチェーン全体のマネジメント強化に対応する仕組みです。
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既存のEA21認証を基盤とし、企業の持続可能性と地域社会の発展を支援します。令和8年度の運用開始を目指し、全国で説明会を開催し、制度の普及を図ります。
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エコアクション21ガイドライン 追補版
7~エコアクション21アドバンスト~ の 公表について
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1.環境省では、平成29年4月に「エコアクション21ガイドライン2017年版」を策定し、中小企業における環境経営マネジメントシステムの構築・運営を支援してまいりました。
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2.この度、エコアクション21取得企業からの声や国際的な潮流を踏まえ、現行ガイドラインの追補版として、GHGプロトコルに準じた「エコアクション21ガイドライン 追補版 ~エコアクション21アドバンスト~」を新たに策定しましたので、お知らせいたします。
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3.このエコアクション21アドバンストについては、関連セミナーの開催による制度の普及促進を通じて、令和8年度の運用開始を目指しています。
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※ エコアクション21について
14https://www.env.go.jp/policy/j-hiroba/04-5.html
15【添付資料】
16・ エコアクション21ガイドライン 追補版 ~エコアクション21アドバンスト~
17・ エコアクション21アドバンスト概要資料
18・ 別表 温室効果ガス排出量(Scope1、Scope2)の自己集計表
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■ エコアクション21アドバンストの新設について
21 環境省では、平成8年より中小事業者をはじめとする幅広い事業者に対し、自主的に「環境への関わりに気づき、目標を持ち、行動する」ことができる仕組みとして、環境マネジメントシステム(EMS)である「エコアクション21(EA21)」を策定し、その普及を進めてきました。平成16年には、企業の持続可能性や社会的価値の向上に資することを目的として、EA21認証制度を創設し、令和7年9月末時点で、全国7,564事業者が認証・登録を受けており、簡易で実効性のあるEMSとして着実に定着しています。
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これまでEA21は、事業者の環境配慮行動を促進するとともに、環境報告書の作成・公開を通じて、顧客・地域・金融機関などのステークホルダーとの相互理解や信頼向上にも寄与してきました。
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その一方で、近年、パリ協定の採択やESG投資の拡大、CDP・SBTなどの国際イニシアティブの進展、大企業によるScope3対応の加速など、環境経営を取り巻く状況は大きく変化しています。中小事業者にもGHGプロトコルへの準拠や情報開示への対応が求められるようになっており、EA21にも新たな機能強化が必要とされています。
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こうした背景を踏まえ、環境省では、現行制度を維持しつつ、GHGマネジメントや企業価値向上に資する追補版として「エコアクション21アドバンスト」を新設することとしました。
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このエコアクション21アドバンストは、EA21認証制度を基盤としながら、国際的な環境情報開示やバリューチェーン全体のマネジメント強化に対応可能な枠組みを提供することで、認証事業者と地域社会の持続可能な成長を一層支援することを目的としています。
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今後は、令和8年度のエコアクション21アドバンストの運用開始を目指し、「エコアクション21ガイドライン 追補版 ~エコアクション21アドバンスト~」の説明も含め、全国数カ所で「環境経営セミナー(仮称)」を開催し、制度の普及促進を図ってまいります。
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■ エコアクション21アドバンストの特徴について
29 エコアクション21アドバンストは、現行のEA21が有する3つの特徴(①~③)に加え、追補版として、以下のような特徴(④~⑤)を有します。
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[特徴①]中小事業者でも取り組みやすい効果的・効率的なPDCAサイクル
31[特徴②]環境経営レポートの作成・公表により活発なコミュニケーションと透明性の向上を促進

