環境省と農林水産省は、社会課題、コロナ危機、気候危機に直面するにあたって、SDGs対応や国土、地域づくりのため農林水産政策と環境政策の連携が不可欠であることから、一層の連携を強化することで合意を行いました。
今後農林水産省では、農林水産業と食品産業を環境創造型産業へ進化させ、各イノベーションの実現のため「みどりの食料システム戦略」を策定。また環境省は地域資源を活用した自律分散型社会「地域循環共生圏」の創造に現在取り組んでいます。
脱炭素社会、循環経済、分散型社会への移行とともに、国際交渉における連携など、多様な場面で相互の連携が期待されます。
「農林水産省×環境省」連携合意について
令和2年10月23日(金)
環境省と農林水産省は、農林水産業における2050年CO2ゼロエミッション達成など14の項目について、両大臣間で連携を強化していくことで合意しましたのでお知らせします。 |
1.概要
農林水産業は、生産者の減少・高齢化、地域コミュニティの衰退といった課題に加え、コロナ危機と気候危機の2つの危機に直面しています。また、気候変動問題や海洋プラスチック問題を含むSDGsへの対応や、自然資源を活かした観光振興等の魅力あふれる国土・地域づくりを進めていくためには、農林水産政策と環境政策との緊密な連携が不可欠です。
農林水産省では、今後、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の確保をイノベーションで実現するため、「みどりの食料システム戦略」(仮称)を策定することとしています。一方、環境省は、地域資源を活かした自立・分散型社会である「地域循環共生圏」の創造に取り組んでいます。
これらを更に発展させるため、環境省と農林水産省は、一層の連携強化を図っていくべく、両大臣間で連携の強化について合意しました。
添付資料
連絡先
環境省大臣官房総合政策課- 代表03ー3581ー3351
- 直通03-5521-8224
環境省_「農林水産省×環境省」連携合意について
https://www.env.go.jp/press/108563.html
環境省_「農林水産省×環境省」連携合意について
https://www.env.go.jp/press/108563.html