環境省は星空や良好な大気環境を地域資源として活用することを目的に平成30年から星空観察の推進を行っています。
今回、令和元年度に行われた夜空の明るさ調査の結果が公表され、九州、沖縄地域を含む「夜空の明るさ」(星の見えやすさ)が良好な地点などが公開されています。
ぜひ星空観察の参考にされて下さい。
環境省では、星空観察を通じて光害(ひかりがい)や大気汚染、環境保全の重要性について関心を深めていただくことに加え、良好な大気環境や美しい星空を地域資源(観光や教育)として活用していただくことを目指し、平成30年度から星空観察を推進しています。
この度、令和元年度の夏期及び冬期観察で実施した、デジタルカメラによる夜空の明るさ調査の結果を取りまとめましたので、お知らせいたします。
1.趣旨
環境省では、屋外照明による光害を防止することが重要になってきていること等を踏まえ、平成30年度から星空公団との共同で夏と冬の2回、肉眼による観察とデジタルカメラによる夜空の明るさ調査を呼びかけています。星空観察は、環境保全の重要性について関心を深めていただく良い機会となるだけでなく、星空を地域資源として宿泊客の誘致に活用するなど、地域づくりにも貢献することが期待されています。
このたび、令和元年度の夏期及び冬期観察で実施した、デジタルカメラによる夜空の明るさ調査の結果を取りまとめましたので、お知らせいたします。なお、この調査は星空公団と共同で実施しました。
2.デジタルカメラによる夜空の明るさ調査概要
(1)<夏期>観察期間と観察時間
①令和元年8月21日(水)~同年9月3日(火)
②令和元年9月20日(金)~同年10月3日(木)
日没後1時間半~3時間半まで
(データ投稿受付期間:①令和元年8月21日(水)~同年9月20日(金)
②令和元年9月20日(金)~同年10月17日(木))
注)令和元年度夏期観察については、①の観測期間中天候不良の日が多く②の追加期間を設けた。
(2)<冬期>観察期間と観察時間
①令和2年1月15日(水)~同年1月28日(火)
日没後1時間半~3時間半まで
(データ投稿受付期間:令和2年1月15日(水)~同年2月14日(金))
(3)調査方法
デジタルカメラを用いて天頂付近の星空を撮影し、その画像データから「夜空の明るさ」(星空の見やすさ)を測定しました。具体的には、(1)の観察期間中に、全国各地の調査参加者により所定の条件下で撮影された天頂付近の星空の画像データを、報告サイトを通じて環境省に送付していただき、画像解析によって「等級(mag/□"):(マグニチュードパー平方秒角)」を単位とする「夜空の明るさ」を求めています。
「夜空の明るさ」の値が大きいほど夜空が暗いことを示し、星が見えやすい状態になります。
こうしたデータを継続的に調査することで、地域における光害や大気汚染の状態に関する啓発材料として、積極的に活用することが期待されます。また、星空の地域資源としての活用にも資するため、今後継続的なデータの蓄積を進めつつ、我が国の実態に即した活用手法の検討を進めます。
※夜空の明るさを測る単位及び測定方法は、参考資料を御覧ください。
調査結果等は下記よりご確認下さい
環境省_令和元年度 夏及び冬の星空観察 デジタルカメラによる夜空の明るさ調査の結果について
https://www.env.go.jp/press/108170.html
ご参考
(1)星空観察の推進について
平成29年度の「星空観察の推進手法に関する検討会」の結果について、環境省ホームページ(http://www.env.go.jp/press/104711.html)で公表しています。
(2)星空公団による「デジカメ星空診断」
デジタルカメラによる夜空の明るさ調査は、星空公団と共同で実施しています。
星空公団では、環境省が昭和63年から平成24年まで25年間にわたって続けてきた全国 星空継続観察が休止となった後、その代わりとなる夜空の明るさ観察を実施してきました。詳細は、星空公団ウェブサイト(https://dcdock.kodan.jp)を御確認ください。


