JAにじ田主丸地区青年部では、11月22日(土)に田主丸・虫追い祭りを開催します。田主丸・虫追い祭りは稲作とともに300年以上続く伝統行事で、3年ごと11月中旬に行われます。高さ3mの武将人形をぶつけあい20名以上で担ぐ大馬が大暴れする喧嘩祭りです。3年ぶりに開催されることを記念して、JR田主丸駅の駅舎内カフェの2階に、約70本の竹灯篭が飾られています。
虫追い祭~稲作とともに300年以上続く伝統行事
【 11月22日(土) 開催 】
祭りの本来の目的は、大量発生した稲の害虫をたいまつで焼き払うことでした。したがって祭りは害虫の発生に応じて稲の収穫より前に、集落ごとに行いました。
現在は、JAにじ田主丸地区青年部が祭りを主催しています。準備は10月から始まります。稲藁と竹柱を材料に人形を毎回新たに作ります。大馬は昭和52年(1977)製の物を修繕して使います。11月に入ると2週間、早朝練習で人形と馬の重量と操り方を体に沁み込ませます。
そして11月中旬の本番当日。朝7時半に100人前後が田主丸天満宮に集まり出陣式を行い、そこから一日かけて保育所や田主丸中心街など町内の各所で祭りを披露します。最後は夜に巨瀬川の中で大合戦を繰り広げるのです。
田主丸小学校でも1980年代頃から、地元の伝統行事を継承するため、運動会で子ども用の人形と馬を使って虫追い祭りを披露します。
今では田主丸青年部の現役のみならずOBや他地区JA会員や職員、田主丸商工会も虫追い祭りに参加しますが、それでも人手が不足です。300年以上続く全国唯一の祭りを絶やすことなく次世代へ引き継ぐ努力と工夫が今後も続きます。

カフェは21時までの営業で、日暮れとともに竹燈籠が灯されます。お酒のグラスを片手にゆったりするのもありかも。時に室内灯が消えれば、竹燈籠の魅力も一気に高まります。
昼間も、観光列車「或る列車」「かんぱち」がカッパ駅に停車している間は、うす暗くして竹燈籠を点灯します。
もちろん竹燈籠にもカッパが。その1匹は、駅ホームの「お迎え河童」を背景にした写真も撮影できます。他にもいろんな絵柄があり、あなただけの素敵な撮影アングルが見つかるはずです。
筑後川遺産とは
田主丸・祭りの賑わう里~地域をつなぐSDGS
耳納連山や田園地帯、筑後川など豊かな自然環境に恵まれた田主丸。そこでは地域の人々によって200を超える祭りや神事・伝統行事が続けられています。祭りは地元の自然・産業・地域社会に支えられた日本伝統のSDGs。6つの祭りを含む「田主丸・祭りの賑わう里~地域をつなぐSDGs」は、令和5年3月、久留米市の『筑後川遺産』に登録されました。
福岡県観光連盟「クロスロードふくおか」(田主丸・虫追い祭り)

