「つなぐ棚田遺産」は、農林水産省が貴重な地域の財産である優良な棚田を認定する取組です。
「農産物の供給の促進」や「国土の保全、水源の涵養」、「自然環境の保全」、「良好な景観の形成」、「伝統文化の継承」、「棚田を核とした棚田地域の振興」等の視点で評価された棚田を認定し、農林水産大臣名の認定証を授与するとともに、農林水産省ホームページにおいて公表されます。
市町村の推薦による応募となりますので、自治体関係者の皆さまはぜひ積極的にご応募ください。
農林水産省では、棚田地域の振興に関する取組を積極的に評価し、国民の皆さまに、棚田地域の活性化や棚田の有する多面的な機能に対するより一層のご理解とご協力をいただくことを目的として、優良な棚田を認定する「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」を実施します。つきましては、推薦地区の募集を開始しましたのでお知らせします。
1.概要
貴重な国民的財産である棚田を保全し、棚田地域の有する多面にわたる機能の維持増進を図り、もって棚田地域の持続的発展及び国民生活の安定向上に寄与することを目的として、令和元年に棚田地域振興法が施行され、約2年が経過し、法に基づく、指定棚田地域の指定や指定棚田地域振興活動計画の認定が進んでおり、着実に棚田地域の振興に向けた取組が広がっているところです。そこで、農林水産省では、棚田地域の振興に関する取組を積極的に評価し、国民の皆さまに、棚田地域の活性化や棚田の有する多面的な機能に対するより一層のご理解とご協力をいただくことを目的として、改めて優良な棚田を認定する取組として、「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~(ポスト棚田百選)」を実施することとし、本日より、推薦地区の募集を開始します。
※棚田地域振興法:貴重な国民的財産である棚田を保全し、棚田地域の有する多面にわたる機能の維持増進を図り、もって棚田地域の持続的発展及び国民生活の安定向上に寄与することを目的として、令和元年に施行。
2.つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~(ポスト棚田百選)とは
ポスト棚田百選(仮称)の名称については、令和3年10月28日に開催した有識者委員会において、「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」に決定しました。「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」では、「農産物の供給の促進」や「国土の保全、水源の涵養」、「自然環境の保全」、「良好な景観の形成」、「伝統文化の継承」、「棚田を核とした棚田地域の振興」等の視点において優良な棚田を、候補地として市町村から推薦を募ります。これらを有識者委員会で審査した上で、「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」として農林水産大臣が認定します。
なお、「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」に認定された棚田は、農林水産大臣名の認定証を授与するとともに、農林水産省ホームページにおいて公表します。
3.募集期間及び推薦方法
募集期間:令和3年11月15日(月曜日)~12月15日(水曜日)まで応募方法:市町村は、棚田地域の振興に関する取組を行う団体と協力して推薦書を作成し、都道府県に提出してください。
都道府県は、推薦書に所見を付して、応募用特設サイトに提出してください。
4.その他
- 推薦されたつなぐ棚田遺産の候補は、つなぐ棚田遺産選定委員会において審査・選定し、農林水産大臣が「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」として認定します。
- つなぐ棚田遺産の募集に関する詳細はこちら
https://www.maff.go.jp/j/nousin/tanada/bosyu.html
お問合せ先
農村振興局農村政策部地域振興課中山間地域・日本型直接支払室
担当者:平澤、湖間戸、堂元
代表:03-3502-8111(内線5608)
ダイヤルイン:03-6744-2081
農林水産省 つなぐ棚田遺産の募集を開始します!
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/nihon/211115.html