平成28年7月18日(月祝)、一般財団法人沖縄県公衆衛生協会の主催による体験プログラム「山と海をつなげる川を知ろう!~水辺の生き物と水質を調べよう!~」が沖縄県名護市で開催されました。会場は源河川で、小学生とその保護者約50名が参加しました。
「海の日なのに、なぜ川での活動なのか?」と思った方もいるかもしれませんが、その理由は山と海をつなぐ川の役割や大切さを学ぶことを目的とした活動だからです。
「集合写真」
開会式終了後、参加者は上流と下流の2班に分かれて川に向かい、さっそく川での活動開始。
「川での観察会」
事前に仕掛けておいたワナには大きなテナガエビが何匹も入っており、子どもたちは初めて見るテナガエビの姿にびっくり。また、生きもの探しでは、網を持って小魚やオタマジャクシを追っている子もいれば、箱メガネで生きものをじっくり観察している子など、みんな思い思いのやり方で川での活動を楽しんでいる様子でした。
「川で見つかったテナガエビと生きものたち」
川での活動が終わった後は、公民館に戻り、まとめの活動を行いました。ワークシートに見つけた生きもののスケッチをしてから、どこにどんな生きものがいたのか、一枚の地図にマッピングしました。
「まとめの時間」
一日の活動をとおして、川の上流と下流では生きものや水質が違うこと、また、生きものによって好きな場所や好きな水が違うことを学びました。そして、水は絶えず形を変えながら、地球上をぐるぐると循環しており、その循環の中で川が重要な役割を果たしていることに体験をとおして気づく機会となりました。