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「生物多様性の価値評価手法の検討に当たっての基本的な考え方」の取りまとめについて

 

生物多様性や自然資本の価値を評価することは、自然をより良い状態にする「ネイチャーポジティブ」の実現に向けて、取り組みの効果を分かりやすく示す手段となります。しかし、評価の方法によっては逆に自然の損失につながるおそれもあるため、適切な手法の検討が必要です。こうした背景から、環境省は検討会を設置し、日本の自然の特徴を踏まえた価値評価のあり方について議論を進めています。今年度は基本的な考え方を取りまとめ、今後は研究プロジェクトと連携しながら、具体的な評価手法の開発を進めていく予定です。

 

「生物多様性の価値評価手法の検討に当たっての基本的な考え方」の取りまとめについて

 
1. 環境省では、令和7年9月より「生物多様性の価値評価に関する検討会」を設置し、生物多様性保全に対する民間資源動員の拡大に向けた価値取引等の社会経済的な仕組みづくりも見据え、日本の自然の特徴を踏まえた生物多様性・自然資本の定量的な価値評価の在り方について検討しています。

2. 今年度は3回の検討会を開催し、今般「生物多様性の価値評価手法の検討に当たっての基本的な考え方」を取りまとめましたので、お知らせいたします。

3. 次年度以降は、この基本的な考え方に沿って、環境研究総合推進費におけるSⅡ-13「自然資本への投資促進に向けた生物多様性価値の定量評価手法の開発」プロジェクトと連携し、生物多様性の価値評価手法の検討を本格化してまいります。
 
■ 趣旨・目的
 
 生物多様性・自然資本の価値評価は、昆明 ・モントリオール生物多様性枠組で掲げられたネイチャーポジティブの実現に向けて、様々な施策や取組の意義や貢献度を可視化できる有効なツールとなります。一方で、手法によってはネイチャーポジティブにつながらず、むしろ生物多様性の損失につながるとの批判もあることに留意し、実質的なネイチャーポジティブにつながる評価手法の構築を目指す必要があります。
 
 こうした背景を踏まえ、環境省では、令和7年9月より「生物多様性の価値評価に関する検討会」(※1)を設置し、生物多様性保全に対する民間資源動員の拡大に向けた価値取引等の社会経済的な仕組みづくりも見据え、日本の自然の特徴を踏まえた生物多様性・自然資本の定量的な価値評価の在り方について、検討しています。
 
 今年度は3回の検討会を開催し、この度、「生物多様性の価値評価手法の検討に当たっての基本的な考え方」(以下「基本的考え方」という。)を取りまとめました。
 
 次年度以降は、基本的な考え方に沿って、環境研究総合推進費におけるSⅡ-13「自然資本への投資促進に向けた生物多様性価値の定量評価手法の開発」プロジェクト(※2)と連携し、生物多様性の価値評価手法の検討を本格化してまいります。
 
 
■ 「生物多様性の価値評価手法の検討に当たっての基本的な考え方」の概要
 
 基本的考え方は、上記検討会での議論を踏まえ、環境省が取りまとめたものであり、今後進める価値評価手法(メトリクスや基盤データ)の具体的検討や、自然共生サイトにおける価値評価手法の試行に取り組む際の検討の基礎とするものです。

 原生的な自然や我が国を含むアジア・モンスーン地域特有の二次的な自然の特徴を踏まえ、「価値評価に当たって満たすべき要件」と「価値評価の活用に向けて」のそれぞれのフェーズで重視・留意すべき点を記載しています。

 なお、基本的考え方は、現時点の議論をもって取りまとめた初版であり、今後、価値評価や活用に関わる様々な方々との連携において活用できるよう、議論の進展や国際動向に応じて充実を図ってまいります。
 
 
■ 参考リンク
 
(※1)「生物多様性の価値評価に関する検討会」に関する詳細情報は以下のURLを御参照ください。
   https://www.env.go.jp/nature/value_00001.html

(※2)環境研究総合推進費におけるSⅡ-13「自然資本への投資促進に向けた生物多様性価値の定量評価手法の開発」プロジェクトに関する詳細情報は以下のURLを御参照ください。
             https://www.erca.go.jp/erca/pressrelease/pdf/20260317_1.pdf
 
連絡先
 
環境省自然環境局 自然環境計画課
代表03-3581-3351
直通03-5521-8150

 moe16 9 d4292

■情報引用元 環境省公式ホームページ(「生物多様性の価値評価手法の検討に当たっての基本的な考え方」の取りまとめについて)

https://www.env.go.jp/press/press_03838.html

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