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「福島のいま」 EPO東北インターンレポート vol.5 

青森から一旦仙台に帰って中間報告会。ここでEPO東北の鈴木さんのインタビューをさせていただきました。

このインタビューを通して、同じEPOで働く中で、また震災後の取組について多くのことを学ばせていただきました。

 さて、仙台で一日過ごした後にやってきたのが福島。

今回最初に訪れたのは、福島県二本松市の「特定非営利活動法人 ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会」の管野(すげの)さん。

菅野さんと初めて出会ったのは、今年の3月に水俣で行われた「「水俣と福島をつなぐフォーラム」」です。

※詳細がまとめられたブックレットはこちらです。→http://www.csonj.org/images/csonj_booklet001.pdf

福島で有機農業を営みながら、地域づくりの活動を進められている取組についてお話を伺いました。

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「特定非営利活動法人 ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会」の運営する道の駅

「道の駅 ふくしま東和」 で放射線測定器の説明をしてくださる菅野さん。



もともと人口7000人の旧東和町とその周りの市町村が合併し、2005年に人口6万人の町となった二本松市。 

その二本松市にある「道の駅ふくしま東和」を運営する「特定非営利活動法人ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会」。 

合併にあたり、これからはお上頼みの地域づくりではなく、地域に暮らす人が自ら動いていかなれけばいけない。

と共通した思いを持つ農家、商店街の人々が手を組んでまちづくりに取り組み、団体設立にいたったそうです。

地域のあるもの探しからはじまり、有機農業の推進と「東和げんき野菜」などの地元ブランド化や特産品の開発、

東京に近い利点を活かした都市農村交流の促進、福島市をはじめ都市部のスーパー等に野菜を出荷する仕組み

づくりを進める一方で、伝統の技の伝承事業等を通して、地域内の多世代交流や健康促進も進められています。

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「東和げんき野菜」。 地域ブランド化を進め、流通させています。

 


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 菅野さんの畑を見学中。美味しいとうもろこしをいただきました! 

 

 

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赤とんぼが飛ぶような、豊かな風景が広がるところでした。         


 

2011年3月11日の東日本大震災発生後、ここ ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会

でもすぐに被災者支援活動を始められました。

その一方で、福島第一原発の事故が起きた後、有機農業を継続していくために、大学や専門機関と連携しながら、

目に見えない放射線を数値として表し、見える化する取組や、助成金を獲得して自分達で土壌調査を行い、

安全性を確かめながら農業を続けられています。

このような動きを迅速に行うことができたのも、NPOという組織にしていたことも大きかったと言われていました。

 

その後、菅野さんのお知り合いのさくらんぼ畑にて思う存分さくらんぼを食べて、農家レストランへ。

山奥にあるのは1軒の完全予約制レストラン「季の子工房」。民泊も行われているそうです。

こちらのオーナー武藤さんにお話を伺いながら、 ランチをいただきました。

武藤さんの本業はナメコ栽培農家。料理人の息子さんが帰ってきたことをきっかけに、地域づくりの一環として始められました。

出される料理はなんとイタリアン!地域でとれた野菜やナメコを使った美味しい(!!)料理が並びました。

もともとグリーンツーリズムや都市農村交流事業を進められてきたそうですが、震災後は大学の調査や研究のため、

二本松市に入られる方も多く、1000人を超す方々が訪れたそうです。

菅野さんと武藤さんのお話を聞いていて感じるのが地域の方々の底力。


震災前から自分達による地域づくりを考えてこられたからこそ、今の現状に冷静に対応して、自分達の暮らしを営み続ける

強さと覚悟を感じました。

 
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さくらんぼ畑でお話を伺いながら、美味しくいただきました^^ 

地域の名産・りんごを活かしたシードルづくりも進められているそうです!

 



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「季の子工房」のテラス。 とってもおしゃれな雰囲気です。

 



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オーナーの武藤さんにお話を伺いながらいただくのはイタリアン!

どれも本当に美味しかったです!

甘辛味噌&ナメコのピザは初体験でした^^

                                 

 

午後からは、飯館村、南相馬市、浪江町を回りました。飯館村、浪江町居住制限区域に指定されています。

カーテンの閉められた家々、シャッターの閉まったお店、、静まり返った町。

つい最近まで暮らしを営まれていた方が帰ることができない現状。

テレビや新聞では見ていましたが、実際に訪れてみてその重みを感じました。

同じことが二度と繰り返されないように何ができるのか。 どうするのか。

福島に残された課題は、今日本に生きるすべての人への問いかけのように感じました。

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残された牛たち。

 



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立ち入りを制限されている門の前に立つ警備員の方。

 


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津波の後、残された家々。



 

 

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