世界自然遺産「白神山地」のお膝元です。
世界遺産というと、守っていくために、人が立ち入ってはいけない場所、というイメージですが、実際はどうなのでしょうか?
こちらでは、一般財団法人白神山地財団 理事長 渋谷拓弥氏に地域が連携しながら白神山地を守りながら活かす取組
についてお聞きした後、実際にガイドの土岐さんにご案内いただきながら、白神山地に広がるブナ林をトレッキングしました!
縄文時代から続く白神山地のブナ林。とても明るくて気持ちいいです!
最初にお話をお伺いしたのは、一般財団法人白神山地財団の渋谷拓弥さん。
もともと弘前市で地域づくりの取組を進められていたときに、白神山地の魅力をまちづくりに活用していきたいと思い、
自ら白神山地について勉強をしながら、地域の方々に協力を呼び掛けて、4年後。
地域の方々の理解と協力を得られ、「一般財団法人白神山地財団」の設立へとつながりました。
白神山地を取り囲む市町村は、文化・ライフスタイル・言葉も共感しやすいものが多く、またその恩恵を受けながら
暮らしが営まれています。
財団設立にあたり、白神山地を囲む青森・秋田の5市町村が協力し、行政区を超えた広域連携団体となりました。
白神山地財団では、白神山地ブランドを活かし、企業とタイアップしたり、環境教育を進めていかれています。
今年世界遺産に認定されて20周年となる白神山地。イベントだけにとどまらず、白神山地を活かした地域づくりを続けていくための
グランドデザインを描きながら事業を進められていました。これからの取組がますます楽しみです。
コカ・コーラとタイアップして自動販売機に掲げられている看板。
そしてその後はお待ちかねの白神山地トレッキング!!
白神山地のプロガイドの土岐司さん(有限会社エコ・遊代表)にご案内いただきました。
白神山地の特徴は縄文時代から続くブナ林。自然保護という概念がない頃から、白神地域に暮らす人々は
その恩恵を受けながら、感謝をささげ、営みを続けてきました。
自然とともに生きること。現在よく言われている自然保護という概念は人間の傲慢な考えであり、
人間は自然にはかなわない。震災の話になった時にも、「津波は地球の生理現象の一つ。
人間は地球の生理に逆らってはいきていけない」と言われていたのが印象的です。


白神山地入口にかかっている看板。 熊の爪痕です! 地面を切り取ると葉っぱの層が!
今回ご案内いただいた土岐さん、南三陸町でご案内してくださった後藤さんが言われているのは同じこと。
この学びを活かし、次世代につなげていきたいという強い意志を感じました。 


