EPO九州は平成23年1月27日、沖縄県市町村自治会館にて、 「EPO九州 環境政策セミナー2011 in沖縄~温暖化の影響と生物多様性~」 を開催いたしました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
【開催日時】:平成23年1月27日 14時~16時
【開催場所】:沖縄県市町村自治会館ホール
【主催】:環境省九州地方環境事務所・那覇自然環境事務所
【後援】:沖縄県、那覇市、琉球新報、沖縄タイムス
【実施主体】:九州環境パートナーシップオフィス(EPO九州)
【参加者数】: 73名
【プログラム内容】
講演「九州・沖縄地方の地球温暖化影響・適応策の検討について」
九州地方環境事務所 環境対策課 地方環境調査官 野本 卓也氏
講演「サンゴは海のカナリア―サンゴ礁が伝える環境変化」
琉球大学理学部教授 山崎 秀雄氏
パネルディスカッション
◆コーディネーター 山崎秀雄氏(琉球大学理学部教授、専門分野:サンゴ)
◆パネリスト(順不同)
・堤純一郎氏(琉球大学工学部教授、専門分野:建築環境工学・大気等)
・キャサリン・ミュージック氏(環境教育・海洋学者・日本水中映像株式会社)
・山城正邦氏(沖縄野鳥の会会長)
・案納昭則氏(水中写真家・沖縄ダイビング安全対策協議会)
・奥田直久氏(那覇自然環境事務所長)
講演後、資料に同封していた発言シートを、パネルディスカッションが始まる前に回収し、 いただいた意見をパネルディスカッションの際に取り上げました。
パネルディスカッションでは、最初に各パネリストからの活動報告があり、その後 それぞれの視点から、下記の質問について意見発表や、情報提供をしていただきました。
発言シートやアンケート結果から、参加者の方の関心の高さを感じました。
<発言シートの内容>
・温暖化について、沖縄の海を守るための基金などはないか?
・東洋的なアプローチの重要性について、少しは分かったが、具体的にはどこが(誰が)どのような形で行えばよいか?
・サンゴ礁への影響は、地球温暖化に比べ、少しの努力で防止できる森林伐採などによる赤土流出の影響の方が大きいことをもっと認識すべきだと思う。
・温暖化への影響の各シナリオの内容。
・温暖化への適応策について、既に始まっている具体例があれば、教えていただきたい。
・冒頭の野本さんの話の中で、温暖化対応策として緩和策・適応策の両方が 必要という説明があった。適応策についてイメージがわきにくいが、 具体的にはどのようなものがあるか。
・生物の宝庫と言われるやんばるの森が、林道開設、森林伐採、ヘリパッド建設等で 危機的状況に追い込まれている。市民・学者・行政が知恵を出し合って、 これ以上の破壊を止められないか。やんばるの森の破壊は沖縄の海(サンゴ)の破壊にも繋がることは間違いない。世界自然遺産候補地の中核をなすと言われるやんばるの森を保護するための早急な政策が迫られる。
・温暖化の生物多様性への影響の対応策は、広域・国レベルで行うべきものと考えるが、 一地域、県単位で取り組めることはあるか、教えてほしい。
・環境保全について予防的な観点(緩和策)と対処療法的な観点(適応策)からのアプローチの比較が興味深かった。素晴らしいプレゼンテーションだった。
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