平成20年10月14日(火)14:10~14:55
授業者 5年1組 担任

銭塘小学校での環境教育がいよいよ始まりました。今回のプログラムでは「水」について学習し、未来のために水を大切にする活動を5年生がおこないます。これらの活動は、新聞というメディアをとおして、学校での環境教育について地域へ発信される予定です。
学習の初日となった今日は、「環境問題と聞いて連想するものは?」という連想ゲームから始まりました。連想するものを1人1~2枚程度紙に書いていきます。それぞれの紙は黒板に貼られ、同じ内容ごとにまとめられました。
特に多かった内容は、「川が汚れている」、「川や海にごみが捨ててある」など川や海に関連する事柄でした。以前、子どもたちが学校近隣の川を掃除した際、 とても多くのごみを拾ったことがあるそうです。実体験にもとづく感想が次々に出てきました。その他、生物の絶滅や外来生物問題といった生態系の変化、地球 温暖化、排気ガスの問題、森林伐採というキーワードが出されました。一口に環境問題といっても、非常に多くの問題が地球上で起こっていることに子どもたち は気付いたようでした。
次に、これまで子どもたちがスクラップしてきた環境問題を扱った新聞記事が配布されました。配布された記事を読 み、何について書かれた内容かを判断し、キーワードやタイトルを紙に書いていきました。それらを黒板に貼り出してみると、実際に環境問題について書かれた ものと環境問題解決のための活動について書かれたものがあることがわかりました。そして、環境問題は子どもたちが住む熊本市でも起きていることがわかりま した。中でも、熊本市民が飲料水としても利用している地下水が、さまざまな問題を抱えている記事が目立ちました。地下水が減ったらどうなるか、水について どういったことを学習したいかについて思いを巡らせ、紙に書きとめました。
授業を終えて、「こんなに地球に環境問題が起こっていることにびっく りした」「1学期は湧水について勉強していたが、熊本市でも水の問題があることを初めて知った」といった感想が寄せられました。子どもたちの中で「環境問 題は身近なところでも起きている」という気持ちが芽生えたようでした。
環境問題は、自分と遠いところで起こっているものではありません。本事業をとおして、環境問題が日々の暮らしと非常に密接に関連していることを常に意識し、クラス全員が自発的に環境保全活動を行ってくれるようになることを期待したいと思います。
次回は、世界の水事情について、熊本県立大学の篠原教授にお話を伺います。

