9月最後の3連休、皆さんはどこかに行かれましたか?
熊本は久しぶりにとっても晴れて、まさに行楽日和!!気持ち良かったですね。
そんな晴天に恵まれた中、私はお休みを利用して、「みなまた環境女子大学」に参加してきました!
水俣病の歴史と、その後の環境に配慮した街づくりによって、国内のみならず、世界中から注目されている水俣市。
「みなまた環境大学 」は、その水俣市全体をフィールドにしたキャンパスのない大学です。
「女子」にターゲットを絞った「みなまた環境女子大学 」では、現地をあるきながら水俣病の歴史をたどり、
そのことを胸に刻んだ上で、現在の水俣の自然を楽しみ、その恵みを味わい、そして過去を二度と繰り返さない
未来に向けて自然と私たちの営みのつながりを感じる、2泊3日のプログラムが組まれました。
みなまた環境女子大学
【日時】平成23年9月23~25日
【場所】グリーンスポーツみなまた
【主催】みなまた環境大学実行委員会(水俣市役所環境モデル都市推進課)
【主管】水俣自然学校
「女子会」「山ガール」などなど、女子のパワーをいたるところで感じる今日この頃。 このみなまた女子大学でも、受付前から、自己紹介を兼ねたおしゃべりが始まり。。。
今回参加した8名とスタッフの方々は年齢も職業もキャラクターも(?)バラバラなんですが、
「アイスブレークの時間は必要ないかも。。。」と言う位、みんなでさっそく盛り上がっていました!
お昼に石窯ピザを食べた後、水俣自然学校の小里アリサさん(今年3月のEPOカフェで、水俣の
取組みについてお話いただきました)に案内していただきながら、 水俣を歩き、水俣病の歴史について、学びました。a
水俣病の始まった場所「百間排水口」の エコパーク水俣 :とても美しい公園ですが、 夜は「火のまつり」に参加しました。
前で、お話しを伺います。 この下にはヘドロと水俣病で犠牲になった なたね油を使用したキャンドルに火を灯し
たくさんの魚が埋まっています。 水俣病の犠牲になった方々と海の生き物たちに
祈りを捧げます。
水俣病によって、身体だけではなく、まちと人々が傷つけられ、繋がりを分断されるという、大きな犠牲を払った水俣市。
その教訓をもとに、ごみの分別・減量、リユース・リサイクル、省エネ・省資源など環境に配慮した様々な取組みを推進し、
平成20年には、「環境モデル都市」に認定されています。
「もやい直し」によって、人々の繋がりの再生にもとりくんでいる今、そして未来に向けての祈りについて、考え、学びました。
※環境モデル都市 ・・・国が制定。九州では、北九州市・水俣市・宮古島の3都市が制定されています。
※もやい直し・・・ばらばらになってしまった心のきずなをもう一度つなぎあわせること。協働で行うこと。
この学びを胸に刻みながら、 2日目以降は、現在の水俣の豊かな自然を体験しました。
3日間を 一回でまとめようと思ったのですが、書きたいことが多すぎてまとまらず。。。
2回に分けてお伝えします!⇒みなまた環境女子大学に参加しました!その2

恋路島に沈む夕日。 きれいに整備された水俣湾埋立地の下にも、ヘドロと魚たちが埋められています。