みなさん、「環境白書」をご存知でしょうか。環境白書とは、地球環境の現状や日本の環境に対する取組みなどがまとめられている冊子で、環境省が毎年出版しています。文章だけでなく、写真やグラフ・図も多数掲載されています。
この環境白書のポイントを紹介していただける機会があるということで、先日「26年版環境白書を読む会【長崎会場】」に行ってまいりました!今回はそのご報告です。
日時:平成26年7月23日(水)14:00~16:00
場所:長崎市中央公民館 2階視聴覚室
環境白書は現在、環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書の3部門から構成されています(以降、ここでは「白書」と呼びます)。当日は環境省の3名の方に、白書のそれぞれの部門についてご紹介していただきました。
まず、白書の構成と、白書のうち環境白書について。環境白書は、白書のほかの2部門も含む形で、日本と世界の環境に関する動きが記述されています。グリーン経済、ESD(持続可能な開発のための教育)等の環境教育、東日本大震災の被災地復興に向けた取組みをキーワードに、クイズを交えつつご説明いただきました。
キーワード紹介①
グリーン経済:環境問題に伴うリスクと生態系の破壊等を軽減しながら、人間の福利や不平等を改善する経済のあり方。持続可能な環境・経済・社会の実現を目指そうとする考え方のひとつ。
次に、生物多様性白書について。生物多様性とは何かからスタートし、世界・日本の対策やグリーン復興、グリーン経済についてご紹介をいただきました。特に、「自然資本」という言葉を使って、自然環境を(国民の生活や)企業の経営基盤を支える重要な資本の一つとして捉えることの必要性が出されたことが印象的でした。
キーワード紹介②
グリーン復興:三陸復興国立公園の創設を核とした、自然環境に配慮し、自然の恵みを活かし、自然の脅威を学びながら行う復興
http://www.env.go.jp/jishin/park-sanriku/green-reconstruction/index.html
最後に、循環型社会白書について。循環型社会、およびそれに向けた現状と循環型社会づくりを支える法体系の説明があり、また、第3次循環型社会形成推進基本計画、被災地における災害廃棄物の処理等のご紹介をいただきました。第3次循環型社会形成推進基本計画では、量だけでなく質にも配慮して循環型社会づくりを進めることや3R(リデュース、リユース、リサイクル)のうち2R(リデュースとリユース)をより推進させることなどが挙げられました。
今回、白書について全体的で、ポイントを絞った解説を伺うことができました。白書について興味を持たれた方は、こちらのHP(http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/)もチェックしてみてください。また、白書を要約した「図で見る環境白書」はEPO九州にて配布していますので、EPO九州にもぜひお越しください。
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