一般社団法人 九州循環共生協議会によるSDGsと地域循環共生圏に関する事例紹介とパネルディスカッションが行われます。
持続的な「里地・里山保全・再生事業」を目指して
生物多様性の損失や水源涵養機能の低下を止めるため、人間の営みにより維持されてきた里地里山の保全・再生をどう進めるのか?
行政・事業者・国民/消費者、あるいは、里地里山を管理する人(農山村)、その恩恵(水、空気等)を受ける人(都市部等)のそれぞれの立場での連携(消費・人的交流等)を通じ、どう自然との共生を図るか?持続可能な地域社会(環境、経済)の課題(ヒト・カネの持続等)にどう対処するか?
2015年9月25日に国連サミットで採択された「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals:SDGs)を中核とする「持続可能な開発のための2030アジェンダ」をベースに考えます。
1. 地域循環共生圏について
2.「持続可能な開発目標(SDGs)」について
3. 事例紹介とパネルディスカッション
2019年6月4日(火) 13:00~17:00 久留米大学 学生会館3階(御井学舎)
福岡県久留米市御井町1635
※交通アクセスは大学HPをご参照ください
基調講演
里山の保全再生と地域循環共生圏
【環境省九州地方環境事務所 所長 岡本 光之 氏】
事例紹介①
エコピアの森をはじめとする自然共生/地域共生の取組み
【株式会社ブリヂストン・久留米工場】
ブリヂストン環境宣言に基づく「自然と共生する」を実現するため、エコピアの森(森林保全活動)や各種環境教育、そして新しいニーズを捉えた取組(スポーツごみ拾い)等を通じた地域共生/貢献活動を紹介する。
事例紹介⓶
環境と経済の両立、農山村と都市部との交流
【うきは市・うきはブランド推進課】
平成10年から棚田オーナー制度を地域とともに継続中です。
合わせて森林資源を活用した森林セラピーやアウトドアの取り組みを展開中。農山村における都市住民との関わりをさらに深めるために住民と連携して活動していきます。
事例紹介⓷
放置竹藪対策事業、トラスト運動に向けた準備
【駄田井 正(久留米大学名誉教授 兼 主催者代表) 】
2013年9月設立の実行委員会により「筑後川竹いかだレー
ス」を毎年開催。レース参加者によるいかだ用の竹伐採指導など啓発活動を行っている。竹藪同様に管理されていない人工林は山腹崩壊・流木災害の一因ともなっており、トラスト運動での解決を目指しシンポジウムなど開催している。
事例紹介④
多様な参加者(市民/事業者)と里山保全協働事業
【特定非営利活動法人 北九州ビオトープ・ネットワーク研究会】
持続可能な社会を形成するには多様なセクターによるパートナーシップが必要です。私たちは地域の自然環境の保全においても、その手法として、地域を構成する様々な主体のパートナーシップによる継続的な活動を行っています。
行政の取り組み
福岡県環境総合ビジョンとSDGsとの関連について
【福岡県環境部・環境政策課】
事例紹介者等によるパネルディスカッション
~里地里山保全・再生とSDGs~
パネルディスカッション・コーディネーター
森嶋 彰 先生
広島修道大学名誉教授
公益社団法人日本マレーシア協会顧問
元広島市地球温暖化対策協議会会長
元久留米大学非常勤講師
閉会のあいさつ
【主催】 竹林と経済の両立塾
【共催】 久留米大学筑後川プロジェクト
【後援】 福岡県(調整中)、久留米市(依頼予定)、福岡県地球温暖化防止活動推進センター、 (公財) 九州経済調査協会
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一般社団法人 九州循環共生協議会(担当:山村)
【竹林と経済の両立塾・事務局】
〒839-0863
福岡県久留米市国分町1448-6
電話:070-5415-2935
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